💡 試験対策ポイント
・日本の平均寿命は、男女ともに80歳以上。女性の方が約6年長生き。
📚 ベビーブーム
ベビーブームとは、特定の期間に一時的に出生率が急増する現象を指します。第二次世界大戦後に、特にアメリカや日本などで起きたベビーブームが有名で、日本では第一次ベビーブーム(1947-1949年)と第二次ベビーブーム(1971-1974年)がありました。
📚 出生数・出生率
出生数:1年間にうまれる子どもの数
出生率:人口1,000人あたりの出生数
合計特殊出生率:15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、一人の女性が一生の間に産む子どもの数に相当
第2次ベビーブーム期の合計特殊出生率は、1971年から1974年頃にかけて、ほぼ2.1前後で推移していました。その後、1975年に2.0を下回り、低下傾向となりました。
| 第1次 ベビーブーム 1950年 ちょい前 | 第2次 ベビーブーム 1970年 ちょい後 | 2015年 | |
|---|---|---|---|
| 出生数 | 270万 | 210万 | 101万 |
| 出生率 | 28 | 19 | 8 |
| 合計特殊出生率 | 4.3 | 2.1 | 1.5 |
📚 死亡率
早期新生児死亡率:
出生数1,000人あたりの、早期新生児(生後1週未満)死亡数
新生児死亡率:
出生数1,000人あたりの、新生児(生後4週未満)死亡数
乳児死亡率:
出生数1,000人あたりの、乳児(0歳)死亡数
妊産婦死亡率:
妊産婦10万人あたりの、死亡数
粗死亡率:
ある期間の死亡者数を、その期間の中央時点の人口で割った値
・少子高齢化が進行している日本の粗死亡率は、上昇傾向にあります。
年齢調整死亡率:
異なる年齢構成を持つ集団間の死亡状況を比較するために、年齢構成を調整した死亡率
高齢者の割合が高い地域と低い地域では、単純な死亡率(粗死亡率)を比較すると、高齢者の多い地域の方が高くなる傾向があります。しかし、年齢調整死亡率を用いることで、年齢構成の違いによる影響を取り除き、より正確な死亡状況を比較できます。
📚 平均寿命
平均寿命とは、ある年の0歳児の平均余命のことです。
日本の平均寿命は世界1位です。公衆衛生の向上などの要因で、戦後から2020年頃まで大きく延びてきました。
2015年以降の平均寿命は、男性が約81歳、女性が約87歳です。女性の方が約6年長く生きることになります。
📝 過去問
2024/秋
問題 出生率と死亡率に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 合計特殊出生率とは、15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、1人の女性が一生の間に産む子どもの数に相当する。
(2) 第2次ベビーブーム期の合計特殊出生率は2を少し上回る状態であったが、その後は2を下回る状態が続いている。
(3) 年齢構成の異なる集団間の死亡率の比較では、人口に対する1年間の死亡数である粗死亡率が用いられる。
(4) 人口の高齢化に伴い、心臓病の粗死亡率が上昇している。
→ 正解 (3)
2023/秋
問題 わが国の平均寿命に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 2015年の平均寿命は、男女とも80年を超えている。
(2) 2015年の男女の平均寿命の差は、10年以下である。
(3) 平均寿命は、2015年がピークである。
(4) 戦後の平均寿命の延びの一因は、公衆衛生の向上である。
→ 正解 (3)
出典:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター
