💡 試験対策ポイント
・医療費の自己負担割合や給付内容(高額療養費、出産手当金等)は重要!
・保険料の決め方にも注目しよう!
📚 保険者と被保険者
保険者とは?
保険事業の運営主体のことを「保険者」といいます。
被保険者とは?
保険に加入して、給付を受けられる人を「被保険者」といいます。
📚 健康保険制度の種類
| 制度 | 保険者 | 被保険者 |
|---|---|---|
| 健康保険(被用者保険) | 全国健康保険協会、健康保険組合 | 会社員、美容室の従業員など |
| 国民健康保険 | 市町村、国民健康保険組合 | 自営業、無職など他の保険に入っていない人 |
| 後期高齢者医療(通称:長寿医療) | 都道府県の広域連合 | 75歳以上の人 |
📚 保険料(払うお金)
健康保険(健保)の保険料:
標準報酬月額等に保険料率をかけて計算されます。保険料率は、都道府県ごとに異なります。
国民健康保険(国保)の保険料:
保険者(市町村、国保組合)によって計算方法が違います。
市町村国保では、被保険者数に応じて計算する均等割額、所得額に応じて計算する所得割額などから計算されるところが多いです。
組合国保では、収入にかかわらず一定であることが多いです。
📚 主な給付(貰うお金)
◆健保・国保(長寿含む)ともにある給付
- 療養の給付:医療費の自己負担は原則3割(70歳以上/小学生未満は2割)
- 療養費:被保険者証が使えない場合の後払い還付制度
- 高額療養費:1ヵ月の医療費が自己負担限度額を超えた場合、払い戻される制度
- 出産育児一時金:出産時に支給(約50万円)
- 埋葬料(費):業務外死亡時に支給(5万円)
◆健保だけにある給付
- 傷病手当金:業務外の傷病で休業した場合に支給(4日目以降、給与の約2/3支給)
- 出産手当金:産前42日~産後56日、給与の約2/3支給
📝 過去問
2024/春
問題 医療保険制度に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 美容所の従業者で、健康保険などの被用者保険や後期高齢者医療制度に加入していない者は、国民健康保険の対象となる。
b 70歳以上の者はすべて、後期高齢者医療制度の被保険者となる。
c 健康保険の療養の給付における一部負担金の割合は、年齢にかかわらず、かかった医療費の3割である。
d 健康保険、国民健康保険ともに高額療養費制度がある。
→ 正解 aとd
2023/秋
問題 医療保険に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 健康保険の保険者は、全国健康保険協会と健康保険組合である。
b 健康保険の保険料は、すべての保険者で一律に設定されている。
c 国民健康保険の保険者は、国と国民健康保険組合である。
d 国民健康保険の保険料は、保険者ごとに個々に設定されている。
→ 正解 aとd
出典:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター
